「THE OUTSIDER 大田区総合体育館 SPECIAL」新人選手インタビュー第5弾 // Rings

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「THE OUTSIDER 大田区総合体育館 SPECIAL」新人選手インタビュー第5弾

2015年12月7日

今成　夢人(イマナリ　ユメヒト)

FROM/東京 HEIGHT/167[cm] AGE/30

【格闘技歴】
レスリング 3年
ガンバレ☆プロレス所属

――アウトサイダーの出場動機を教えて下さい。

今成夢人　もともと自分はDDTというプロレス団体の映像スタッフをやっている中で、一人のディレクターとしてプロレスというものを色んな視点で掘り下げていきたいという想いが常にありました。かれこれ4～5年、DDTを題材として仕事で扱ってきたのですが、もっと複眼的に捉えたいと思っていた時に、生でアウトサイダーを観戦する機会がありました。その時に、今のDDTに無いものやレスラーとしてもガンバレ☆プロレスをやっていく中で、そこに無いものがアウトサイダーに見え隠れしていたんです。そこに知らんぷりして生きていくことも出来ると思うんですけど、自分自身、大きく人生の舵を変えるきっかけが欲しくてアウトサイダーに飛び込んでみよう、と。尚且つ、そこにある勝負にこだわって、何かそれで自分が変わることが出来ればと思い、自分に負荷をかけてみようと思いました。

――ガンバレ☆プロレスはどんな団体なんですか？

今成夢人　たくさんの矛盾をはらんだ団体だと思います。言ってしまえば弱小団体で、ほとんどが週刊プロレスの名鑑には名前も載らない選手たちです。あとは負け犬というか、自分の人生に強い負けという体験が深く根付いてしまっている人間が集まるリングなんですよね。それは代表の大家健という人間、過去にプロレス団体から失踪したり、逃げる部分を選択したんだけどプロレスに舞い戻ってきた男が主催する団体なので、そこに共鳴する人間が集まっているんだと思います。やはり前提として弱いとか、人間の恥部をさらすとか、そこを開き直れる強みがガンバレ☆プロレスの選手にはあるのですが、僕はどこかで弱さを売りにしていたり、そこにガンバレ☆プロレスそのものが甘えていたところもあったのかなという気持ちがあって。じゃあいっそのこと強くなってやろうとか、それを根底から変えるところを見せたいし、自分もそうなろうと思いました。だからガンバレ☆プロレスを人に説明すると、弱い人たちが集まっているけど、それをよしとせず、プロレスを通じてそれを乗り越えようとしている団体、かもしれません。

――対戦相手である、山口勇選手の印象は？

今成夢人　アウトサイダーらしい、アウトサイダーのコンセプトに倣った選手だと思います。ただアウトサイダーの解釈をもっと広げると、いわゆる不良だけではなく、自分みたいに日常的に働いていて自分を変えたいと思う人間がリングに立つことも、アウトサイダーが含有する物ではないかと勝手に思っているんですね。そういう部分で対戦相手の選手はアウトサイダーらしくて、僕は向かっていくだけですね。

――山口勇選手へメッセージをどうぞ。

今成夢人　試合で殴り合って・・・あまり相手へのメッセージというよりも僕は僕の想いを背負って闘います。きっと山口選手も闘う理由や想いがあると思うので、それをお互いにぶつけ合いましょうという気持ちです。

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