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黒石高大選手インタビュー

  • 2014年1月12日

黒石高大選手

――黒石選手、明けましておめでとうございます。

黒石高大 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

――新年の企画としまして、黒石選手のインタビューをお願いしたいと思います。年始はゆっくり過ごす事ができましたか?

黒石高大 年始は、2日の早朝からタイに行ってました。去年から2年連続なんですけど、かなり良かったです。タイは暖かくて、海も綺麗だし。1週間滞在しました。

――黒石選手の釣りと海好きは有名です(笑) 肌もよく焼けましたか?

黒石高大 はい、皮がむけるぐらい焼けちゃいました(笑)

――2013年は、テレビ・映画で黒石選手をお見かけする機会が非常に増えました。

黒石高大 ありがたい事に、去年は20本ぐらいテレビ・映画のお仕事をさせて頂きました。感謝ですね。

――その中でも、映画「新・喧嘩の花道」では、主役を演じられていました。

黒石高大 お話を頂いたのは一昨年だったんですけど、公開が去年でしたね。お話を頂いた時は驚きました(笑) なにより、今、前田(日明)さんの大会でお世話になっていて、元の「喧嘩の花道」は、前田さんと赤井(英和)さんをモデルに作られた映画なので、その映画の主役を俺がやるっていうのは、運命を感じましたね。

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

黒石高大 良かったです。撮影は2週間ぐらいだったんですけど、あっという間でしたね。芸能界の方は、アウトサイダーを知ってくれている方が思ったより多くて、現場の役者さんともアウトサイダーの話で盛り上がることができました。でも、その話で一番触れられるのが、初参戦した時のジャーマンスープレックスなんすよ(笑)

――伝説の第1戦、第1試合の秋山翼戦のですか(笑)

黒石高大 自分の中では、一番触れられたくない話題ですよ(笑)

――映画が公開されて、周囲の反響はいかがでしたか?

黒石高大 皆、喜んでくれて嬉しかったですね。レンタル店では貸し出し中の状況が続いていて、自分でも驚きました。

――お母様も喜ばれていたのでは?

黒石高大 それはもう(笑) 周りにも宣伝してくれていたでしょうし、感謝ですね。

――2013年が飛躍の年になりました黒石選手、2014年の目標をアウトサイダー・黒石高大、役者・黒石高大の視点でそれぞれ教えて下さい。

黒石高大 役者としては、去年は一辺倒な役回りが多かったので、今年は、自分っぽくない役をやってみたいですね。

――「っぽくない」といいますと、教師や医者、弁護士などでしょうか? そうなった場合、黒石選手のトレードマークであるパンチパーマを捨てなければならないかもしれません。

黒石高大 役の為なら捧げますよ! でも、髪を伸ばすのがどうも苦手なんです。髪を伸ばしちゃうと、たるむというか緩んじゃうというか・・・。まいっちゃいますね(笑)

――例えば、昨年から好調なヒットを続けている「永遠のゼロ」のような役回りがきたら、坊主に挑戦しなければなりません。

黒石高大 一度、坊主にした事があって、その時は昭和の子供みたいと一笑されました(笑)

――かなり気合の入っている子供だったと思います(笑) それでは、アウトサイダー・黒石高大の目標を教えて下さい。

黒石高大 誰と闘いたいっていうのは、あまりないですね。今年は2回か3回、アウトサイダーに出場できればと考えています。それで、これが一番訴えたいんですけど、世間ではまだ訳の解らない地下格闘技とアウトサイダーっていうのを一括りで考えている人がいるので、俺は納得できないです。そういうの(地下格闘技)とは全然違うぞっていう事を試合で僕が示して、見てくれる人たちに解ってもらいたいです。そういった物とレベルが違うし一緒じゃない、アウトサイダーはアウトサイダーなんだから、っていうことを見せられる試合をしたいです。

――ありがとうございました! 黒石選手の更なる飛躍を期待しています!